LAPIAS万代家具桑名店 2Fリビング・ダイニングフロア担当のMです。
本日は疑問に思われたこともあるのではないかと思う商品の違いについて、
Part2(食卓編)をご説明致します。
今回もオリジナルな表現もありますので、そこはどうか優しくスルーしちゃってくださいね(笑)
食卓も前回の説明同様で色々ありますし、価格が高価、安価の違いってなに?
と思われる方も少なくはないかと思います。
本日もこのような疑問に私が解説いたします。何かしらの参考になれば幸いです。
では、まず食卓を決めるポイントで私はここを見ます。
(あくまでも個人的な意見です)
1、デザイン、カラー
2、サイズ
ここまでは皆様似たり寄ったりだとは思います。
中には座り心地を気にされる方もいるかと思いますがそこはポイントには含みません。
ここからは気にされる方、気にされない方がおりますが、
そこが選ぶにあたって最も重要であると思っております。
3、材質・圧縮
以上の3点に気を配り選びます。では一つずつ解説していきます。
まず1のデザイン・カラーですが、ご自分のご家庭にマッチした形・色を選択することで
お部屋全体の雰囲気(見た目)をバランスよくさせることは誰もが求め、重要なことです。
合わせ方は人それぞれですが、周りの家具と色調を合わせると引き締まって統一感がでます。
床の色に対しては濃い色、明るい色どちらでも問題ありません。
最初に近辺に設置する家具。これが家具の色調をどうするかの大きな決め手になります。
カラーも濃い色・明るい色、それぞれの代表的な特有を持っていますのでご説明いたします。
まず濃い色の特徴といえば、高級感です。
濃い色調は引き締まって見えるので同じサイズでも少し小さく見えますが、
引き締まって見えることで高級感を引き出してくれます。
(例えるならば車のブラック色とホワイト色だと明るい色の方が膨張色の為に大きく見える、
対してブラックは高級車のイメージと同じです)
そして明るい色の特徴といえば、周囲の明るさです。
色調が明るい為、夜間に電気を付けた時の光の反射(屈折)が広がりやすいので
夜間でもお部屋を明るく・かつ温か味のある空間へと導いてくれます。
また、デザインでは特に椅子に注目します。背もたれが高い椅子、低い椅子、ベンチなどあります。
見た目で決めていただいてもよいかと思いますが、用途で選ぶといった選択肢もあります。
・高い椅子はお客様や、ご親戚と食卓をメインでおしゃべりなどされることが多い方にオススメです。
・低めの背もたれは食事ぐらいがほとんど、といった方にオススメです。
この背もたれが高い、低いの違いは背もたれを多く使用するかどうかの違いです。
ご友人などとの会話では、食事以外にお茶などティータイムが多くなります。
その為、背もたれをより多く使用するので、高いタイプがオススメです。
逆に食事メインですと背もたれをそこまで多く使用しない為、
低めのタイプでお部屋への圧迫感を少なくさせるほうをオススメします。
ベンチは椅子よりも後ろに引かない為、省スペースでの使用が可能です。
ベンチを使用の場合はテーブルを2本脚の物を選べばより後ろのスペースを小さく済ますことができます。
最近ではソファを設置せずソファ+食卓といったLD食卓を選ばれる方も増えております。
(↓こちらがLD食卓)
(↓こちらが低めの椅子+ベンチ+2本脚のテーブル)
(↓こちらが高めの椅子)
次に2のサイズですが、お部屋の設置できるスペースにもよりますが、
一般的に3~4人家族で幅1350~1500が一般的です。
こちらはメインで台所に立たれる旦那様・奥様が決め手となります。
幅1350にするべきか幅1500にするべきか悩まれたのであれば、
普段のお料理でお鍋をちょこちょこすることがあるという方には幅1500をオススメします。
なぜならば、お鍋の時は食材が普段よりも多くスペースをとります。
ですので幅が1500あったほうが、確実にテーブルに余裕ができるからです。
また、隣同士のぶつかり合いの予防にもなります。
幅1350ですとお部屋の有効スペースが多く取れ、
圧迫感も小さくできるので3~4人家族でお部屋を広くお考えの方は幅1350をオススメします。
幅1800は基本的には5~6人家族が9割型占めております。
のこり1割は家族で個々の食事時間にバラツキがある為、サイズを幅1800よりも小さくされる方ですね。
幅1200~それ以下のサイズは1~2人で住まわれている方にオススメです。
お部屋の空間によっては伸長式や幅750~800ぐらいの正方形のタイプもオススメです。
最後に3の材質ですが、同じ樹種でも価格に差があるといったものも多く見受けられます。
それは造り上げている場所・人件費・限定数量品などにもよりますが、
木の圧縮がどれだけ強くされているかにもよります。
圧縮比を大きくするのならば、それだけ厚みのある木が必要となります。
もちろん木の厚みを大きくすれば材料がそれだけ多く必要となり、価格も上がります。
ですが、圧縮を強くする事により強度や持ちに差が生じます。
また、丸太の状態で自然乾燥をどこでしているかにもよります。
国内では四季がありますが、四季のない場所で乾燥を行えば
木はそこの環境に対応した木材へと自己対応します。
(海外生産の家具には国内の家具よりも割れたりねじれたりなどのリスクが生じる為、
基本的には初期不良の対応はありますがそれ以外の保証などはございません)
国内で乾燥を行えば木は四季に対応した木へと自己対応します。
どちらの強度が高いかは国内乾燥のほうがもちろん強いです。
ですが、だからといって割れたりねじれたりしない保証はありません。
なぜならば、今のご家庭ではエアコンや床暖房など、
生活面で快適な生活を迎えることがでるようになりましたが、
木にとっては急な温度・湿度の変化が過酷な環境となります。
その為、木の馴染みや強度が不可欠となります。
また、木といっても様々な種類・材質がございます。
下記では一部ではありますが食卓に使用されている種類と特徴も踏まえてご説明いたします。
・ウォールナット・・・食卓のブラウン色といったらこのウォールナットが代表的に挙げられます。
ウォールナットは中心に向かって色が茶系の色見をもっています。
外側の皮の部分は比較的中心部と比べて白っぽいです。
元が茶系の為、明るい色などにはできません。
また世界三大銘木の一つと言われており高級材木として有名です。
茶色なのはメラミン色素が元々多く入っており、
紫外線にあたると色が多少ながら薄くなります。
ですので、時間経過と共に味が出てきます。素材は硬く耐久性にも優れています。
近年数を減らしてきている木なので数十年後には採れなくなる可能性もあります。
・オーク(ナラ)・・・食卓に最も適した材料と言われており、
多くの方々から昔から愛されている高級材木として有名ですが
こちらの樹種も近年数を減らしつつあります。
国内の有名家具メーカーなどはこのオーク材がメインといっても過言ではないと言えるくらいです。
それほど信頼が高い樹種と言えます。
オーク材はトラ斑と呼ばれる波打ったミネラル分などが凝縮された紋様が見られます。
トラ斑の部分は非常に硬く丈夫な部位と言われます。素材はウォールナットと同様硬く耐久性に優れています。
・ビーチ(ブナ)・・・粘り気が強い為、曲木に最適な木として活躍しています。
木目が綺麗で白っぽいのが特徴です。
昔は強度が少ないと言われておりましたが、粘り気があることが分かり、
圧縮技術の向上と共に強度も確保できるようになり最近ではかなり注目が集まっている樹種です。
国内有名メーカーなどが主に取り扱いしております。
・ラバーウッド・・・一般的にはゴムの木として有名な木です。
木の生長が他の樹種と比べると非常に早く、主に熱帯雨林に生息している樹種になります。
早く成長する+スコールがある地域に生息している為、
水分を通す管が大きく、元々は柔らかい木になります。
比較的安価な食卓に使用されることが多いですが、
同じ樹種でも圧縮比を高くすることによって強度をしっかりあげている食卓もございます。
圧縮比を上げるため価格はあがりますが、硬くする為、ボンドの付きも良くなります。
(↓下記画像は圧縮前と圧縮後の写真です)
(↑一部の画像ですが、圧縮をすることによって倍ぐらい木の厚みが違うのが分かります)
いかがでしたでしょうか?
これらのご説明で食卓の決め手の参考にでも役立つことができたならば光栄です。
まだまだお伝えしていない樹種や特徴なども沢山ありますので是非とも、
足をお運びいただき、スタッフにお伺いください。
皆様のご来店、お待ちしております。
- SHOP BLOG: