こんにちは
万代家具桑名店です。
今回は前回のフレーム編に引き続き、ソファのバネ編をやっていきます。
よろしくお願いします。
クッション下の土台部分はソファでも様々です。
一番採用が多いタイプのバネはSバネと呼ばれるものです。
Sバネは波打った金属が枠組みについており、底でクッションを支えています。
比較的強度に優れている点が製造で選ばれる理由です。
また、クッション下に金属が敷いてありますので、Sバネを採用すると底が硬くなりがちです。
その為、クッションを柔らかめに製造したりなどで硬さを調整しています。
また、座面の端の部分はバネのしなりが小さく、中心に近づくほどしなりが大きくなる為、端部分は硬く感じがちです。
次にウェービングベルトがあげられます。
ウェービングベルトとはゴムと繊維を織り込んだ帯状のベルトのような素材でウェービングテープと呼ばれたりします。
ウェービングベルトはそのままですと柔らかいです。ですので、クッションを硬めに設定することにより座り心地を調整しているのが多いです。
また、ウェービングベルトの場合、最悪の事態の場合、例えば、お子様がソファの上で遊んでしまいその反動でベルトが切れてしまった場合でも大きな事故に繋がりにくいです。
金属バネの場合、上に跳ね上がってバネが切れますと使用者の手足の怪我、床に向かって勢いがついた場合は床にダメージを与えてしまう可能性があります。
中にはポケットコイルもありますが、世界的に環境配慮がされてきているのと、使用後のスプリングの取り出しが非常に難しくなる為、ポケットコイルを使用しているソファは数年前と比べて少なくなってきています。
ポケットコイルは点で重心を支える為、加重に対して均等に落ちるので、全体的にバラツキが起こりにくい特徴を持っています。一方、私たちはバネが馬鹿になる。と言っているのですが、稀にバネが勢いや衝撃により一部分が変形を起こし、座面上にポコっと膨らみが出来てしまうこともあります。
次回はソファのクッション編をやりたいと思いますので宜しくお願い致します。
To be continued. バイバイ(^_-)-☆
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