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意外と知らない⁉羽毛ふとんの選び方!

LAPIAS万代家具桑名店ベッドフロア担当のSです!

今日出勤をして売り場の清掃をしていたところ、店長がとても気持ちよさそうに羽毛布団で休んでいました。

「やっぱり羽毛布団は温まるのが早くて、軽いから気持ちよく寝られる」と商品を試されていました。

まだまだ寒い日もあるかと思います。

ということで、本日は豆知識を交えながら新生活でも大活躍の羽毛布団に関して紹介したいと思います。

お客様から「布団は布団屋さんに行かないと取り扱いがないよね」と聞かれたりすることがあります。

実は当店は羽毛布団の取り扱いもあるんです!!

棚に並んでいる商品はすべて1点ずつ中身が違います。

当店では新潟県の胎内市に自社工場がある「越後布団」、京都府の亀岡市に自社工場がある「京都金桝」、広島県に本社を持つベッドメーカー「ドリームベッド」の3社の羽毛布団の展示をしております。

羽毛布団を選ぶ際ですが、まずは形から入るのも選択肢の一つだと思います。

よく皆様が目にする1枚タイプの羽毛の掛布団は生地が厚く、寒い冬場でも布団内の空気が逃げにくいのが特徴です。

下の写真のように引っ張っても、吸い付くように密着するため空気が逃げにくいです。

「越後布団」、「京都金桝」の羽毛布団は1枚タイプで展示をしております。

「ドリームベッド」の羽毛布団は1枚タイプから、合掛け羽毛布団(少し厚めの側生地)と肌掛け羽毛布団(薄めの側生地)を1枚の羽毛布団として合わせた2枚重ねのタイプも展示しています。

2枚重なっている上側が薄めの肌掛け羽毛布団で、下側は少し厚めの合掛け羽毛布団になっています。

それぞれ羽毛布団の端に連結できるようボタンがついているので、冬は一枚の羽毛布団として使用できます。

また、暖かくなる春夏は肌掛けタイプ1枚、少しひんやりする秋は合掛けタイプ1枚、寒い冬は2枚重ねと使い分けが可能です!

もちろん、2枚重ねタイプでも1枚タイプのように吸着力が高く、保温性が高い点は変わりません。

私の個人的には利便性が高くて、季節で使い分けがしやすい2枚重ねタイプの羽毛布団をおすすめします!

次に羽毛布団の中身も大切なポイントになってくると思います。

羽毛という言葉にもあるように、羽毛布団の主な素材は鳥の羽になります。

羽毛布団には翼側の羽だと固すぎてしまうため、一般的には鳥の胸部に生える軽いタンポポのわた毛状の羽毛(ダウンと呼ばれる)や、鳥の腹部に生える柔らかめの羽毛(スモールフェザー)が主に詰められています。

ダウンは鳥の体を寒い環境から保護していることからも空気の取り込みが大きく、膨らんで保温性が高く軽いのが特徴です。

また、スモールフェザーも適度に混合されることで羽毛布団が特有のふんわりしているけど形が崩れにくい状態となります。

現在、アヒル(ダック)もしくはガチョウ(グース)のどちらかの羽が使われています。

ガチョウはアヒルに比べて体も羽も大きく、ダウン自体も空気の取り込みが多く保温性が高くて布団のふくらみも大きいです。

また、草食性のためにおいが出にくいのも特徴です。

一方、アヒルはガチョウに比べると体は小さいものの、保温性がある羽毛布団として安く購入できます。

ただ、アヒルは雑食性のため、多少の臭いが出る場合もあります。

もちろん、商品化の過程で何度も洗浄を行うので、展示されている商品も比較的臭いが気にならない物がほとんどです。

アヒル・ガチョウの違い・産地・鳥の希少種などでも羽毛布団のふくらみや保温性も大きく変わってきます。

当店で取り扱いがある商品は写真のように「日本羽毛製品共同組合」が定めた基準に合格した商品です。

それぞれのラベルで認められているので、安心してご購入頂けます。

羽毛布団はご購入後は数回程向きを変えてもらいながら日陰干しをしてもらい、空気を取り込むように形を整えてもらうだけでもふんわりした状態を長く維持できます。

一般的には約10年程度は使用頂けると言われています。

長い人生においても活躍してくれる商品です。

新社会人の方、転勤で引っ越しをされる方など新生活をスタートされる方も多いと思います。

当店で新生活の準備をされてみるのはいかがですか!

様々な羽毛布団を当店で比べてみて下さい。

専門のスタッフよりご案内もさせて頂くことも可能です。

是非、皆様のご来店をお待ちしております!

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