BLOG

新着ブログ

ソファ選び フレーム編

早速ですが、皆様はどのように家具を選ばれているのでしょうか?

色・サイズ・見た目は勿論ではありますがその他には?

家具なんてどれも同じでしょ!と思っているあなたに家具の作りなど、包み隠さずお伝え出来ればと思います。

ざっくりではありますが、メリット・デメリットなどズバッとご説明いたします。

全部一度に書いてしまうと長くなるのとネタ切れするので分けて投稿しますね・・・(´・ω・)

まず今回はソファ編パート1(フレーム編)ということでやっていきたいと思います。

今後、食器棚編やTVボード編なども出せればいいなーとも思っています。

 

ではまず初めに家具でも安価な物から高価な物まで存在します。

勿論家具なので安価といっても数万円は最低しますし高価だと数十万~数百万まで。

さて、それは何がちがうのでしょうか?

当たり前の答えですがそれは作り・素材です!

 

今回はソファ編ということで、ソファに着目してそれらを解説していきます。

その中で今回はソファの基盤となるフレーム編で解説していきます。

 

こんな経験ないでしょうか?

現在ご使用されているソファが数年できしんできたり、ぐらぐらしたり不安を感じたことがある。

ソファがとても重くて、お掃除が大変。

それらの要因はソファ内部のフレームが関係していることが多いです。

 

ソファのフレームは端材のような低コストのものから、どっしりとした木枠までさまざまです。

木材を使用することで通気性が高く、しなりにも強いです。

また、天然材なので環境にも配慮してあります。

 

数万ほどのソファの多くは低密度の木枠を使用していることが多いので比較的軽くお値打ちといったメリットがありますが、一方で強度に欠け使用環境によってはフレームが反って歪んでしまったりすることがあります。

 

いっぽうで、数十万~数百万のソファになると比較的ガッチリとした木枠が使用されており、フレームの木材量も多いため、長持ちしやすいといったメリットがあげられます。

代わりにフレーム自体の重量が重くなるデメリットもあります。

 

下記の写真は低グレードソファと高グレードソファの内部の比較になります。

まず、低グレードソファですが、使用している木材は比較的細く、隙間が目立ちがちです。また、強度を上げる木材も細かったりする為、重みによるヨレが起こりやすかったりします。

↑(低グレードソファ{ノンブランド})↑

 

 

次に高グレードソファのフレームになります。

比較的木材の厚みに均一性があり、隙間なく詰めています。

また、強度を上げる木材もしっかりしています。

↑(高グレードソファ{Natuzzi Editions})↑

 

 

ちなみにフレームとしては最も強い木フレームのソファです。

木フレームはまず木部が見えているので必ず木部の厚みは均等、もしくは均等に近いレベルで加工されます。

且つ、端材のような木材は一切使用しません。木部の蒸れもしにくく、木の呼吸をしっかりさせることができます。

その為、フレームとしては長持ちしやすいです。 

↑(高グレードソファ{飛騨産業})↑

 

また、全てのソファではありませんが、ソファの真ん中付近に中脚という補助の脚が付いているソファもあります。中脚は一部を除いて床から少し浮いているのが多く、フレームが反ってきた時にそれ以上に沈まないようになっています。

ただし、価格重視のソファなどは、あえて中脚を省いて、お値打ちにしている場合もあります。

逆に高グレードソファでもフレーム強度を上げて中脚を省いている物があります。

ソファをご購入頂きました時に中脚がついており、浮いていましたらそういう物と理解しておくと良いでしょう。

次回はソファの土台編をやりたいと思いますので宜しくお願い致します。

To be continued. バイバイ(^_-)-☆

店舗情報