皆様は食卓テーブルといったらどのような質の物を考えられますか?
おそらく大半の方は木材・ガラス・セラミックなどと考えられます。
そこを深堀してみたことってあるでしょうか?
例えば木材の種類やガラスやセラミックのメリット/デメリット要素など。
今回は比較的代表的な材料の特徴や、メリット/デメリットも含めてご説明させて頂きます。
まず木材です。
木材と言っても実は色々な種類の木材があります。
(ラバーウッド、オーク、ウォルナット、タモ、ビーチ、カバ、チェリー、ブラックチェリー、メープル、マホガニー、チークなど)沢山の材種が家具などに使用されており、「えっ…こんなにあるの?」と思われる方もいらっしゃるかと思います。
そこでまたアイテムを絞り、家具で使用されている木材として代表的に多い3つをご紹介・ご説明いたします。
その3つはラバーウッド・オーク・ウォルナットです。
なぜその3つなのかと言いますと、この3点は食卓にTVボード、センターテーブルなど多種の用途に合わせやすいメリットがあるので比較的家具選びがしやすいと思っています。
【ラバーウッド材】
比較的安価な面が一番目につきやすいです。
ラバーウッドはゴムの木とも呼ばれる材木で成長が他の木よりも圧倒的に早い為、価格帯が抑えられやすい材木になります。
その反面、成長が早いが為、強度の面では他の木材より劣ります。(加工工程などで強度が強めで高価なのもあり)
また、柔らかめの木材の為、温度による膨収縮やボンドの付きなどが弱くなってきやすいデメリットもあります。
ですが、お値打ち商品が多いため、お部屋の模様替えの一環や、短期間の使用としては非常に適した材料です。
表面塗膜を厚めにつけている商品が多く艶がある商品が多いです。
【オーク材】
オーク材は価格帯ではピンからキリまで存在します。
家具といえばオーク材という人も少なくありません。
木材の厚み・加工、製造場所などで価格が上下します。
国産の製品は厚みもあり、加工面では天干などにより水分をしっかりと時間をかけて出してあげることにより木材の安定性・強度などさまざまな面でメリットがでます。
反面、価格は高価になってきます。
海外製品などではできないような手間暇がかけられています。
海外製品は国産製品と比較すると安価な面が特徴です。
ラバーウッドよりも木材強度があり、人気な面があり、家具に最も適した材料として重宝されています。
ただし、オーク材は虎斑(トラフ)という模様がランダム且つ一定でなく出るのが特徴ですので、オーク材をお考えの方は後々特徴を知らなかったと後悔しないよう必ず知っておくべき特徴です。
【ウォルナット材】
ウォルナットはチーク・マホガニーと並んで世界三大銘木の1つに数えられる木材です。
高級材として知られており、ウォルナット材もオーク材と同様、価格差があります。
理由はオーク材の説明でお伝えしたとおりです。
ウォルナットを使用した家具は多種存在しており、家具を揃えやすい特徴があります。
ウォルナットはタンニンを含んでおり、それが茶系の色の木材の元となっています。
(白木ではない為、明るい色にはできません)また、タンニンが光に当たることにより酸化し、徐々に暗褐色の色が抜けていき赤褐色を経由して黄色味がかった茶褐色へ変化していくので、使用によって色味に味が出てくることも特徴です。
また、今回ご説明した木材の中で最も高価な木材になります。
ここまでが3つの木材の特徴となります。
木材の特徴や他の家具と合わせやすさなど知っておくとテーブルだけでなく、自身での家具全体のコーディネートがスムーズにしやすくもなるので予め知っておくと良いです。
また、天板のほとんどが塗膜や塗装をされており、天板に置かれる物の温度変化や反射によって輪染みが出来てしまいがちなのでランチョンマット・テーブルクロスやテーブルマットを敷く事をお勧めします。
次回はガラスとセラミックのご説明させて頂きます。
To be continued. バイバイ(^_-)-☆
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