皆様、こんにちは!
LAPIAS万代家具桑名店ベッドフロア担当のSです。
今年はコロナウィルスの流行も比較的落ち着いてきた状況でGWに入り、
様々な場所で思い思いの休日を過ごされた方も多かったかと思います。
万代家具桑名店でもGW期間中には多くのお客様にご来店頂きました。
私も多くのお客様とお話をさせてもらう中でよく聞かれる質問もありました。
ということで、今回は「家具のお悩み解決 Q&A ベッド編」をさせて頂きます。
皆様がベッドに関して気にされているだろうポイントを3点程に絞り、簡単に紹介させて頂きます。
① ベッドフレームはすのこの方が通気が良くカビが発生しにくいからスノコがよいですか?
答え:カビが発生する原因は様々ですが、お部屋の環境による場合が大きいです。
すのこだからといってカビが発生しにくいということはありません。
床板・すのこであっても、結露が多い部屋で換気が少ない場合はカビが発生してしまう可能性が高くなります。
逆に、床板であってもマットをずらして窓を開けてお部屋の空気を循環して、床板に風を当てます。
このような習慣を1か月に数回程度作るだけで、ベッドを長く使用してもマットレス・床板にカビが発生しにくくなります。
ただ、すのこは形からも分かるように、板に隙間が作ってあるので通気が良いのも事実です。
写真のすのこは「シモンズ」のベッドフレームに標準同梱のすのこになります。
シモンズのすのこは素材に桐を使用しており、桐の特性で湿気を吸収してくれるのと板が厚く頑丈なのも特徴です。
こだわり作ってあるすのこで、お客様からも好評な商品です!
逆に床板のように隙間がない一枚の板であることを活かして、床板の布張りの部分全体に「防ダニ・抗菌・防臭」加工を施した床板を作っているメーカーもあります。
写真の床板は「サータ・ドリームベッド」のベッドフレームの床板になります。
床板の右下にシールが貼ってあり、抗菌加工が板全体に施してある証明となっています。
すのこの場合は板の間に隙間があるため、床板のように布を全面張るのは難しくなります。
木自体に変色や腐食が起こる可能性もあるため、すのこ自体に加工を施すのは難しいです。
すのこの良い点は、板の間に隙間を作り通気がしやすい形であるところです。
一方、床板はすのこでは難しい抗菌加工を板全面に行えるのが優れている点です!
ただ、冒頭でもお答えしたように、換気の習慣次第ですのこ・床板でも長く衛生的にベッドを使用できます。
それでも気になる方は、ベッドフレームの形ですのこ・床板を変えてみるのも一つの方法です。
左側写真のように脚で支えているベッドであれば、ベッド下から空気が循環することを考えて隙間が作ってあるすのこタイプを選ぶ。
もしくは、右側写真のように引出しがありベッド下が板で埋まり空気が抜けにくい形であれば、抗菌加工の床板タイプを選ぶ。
お客様のお部屋の環境に合わせたベッド選びの参考になればと思います!!
**(抗菌加工床板はサータ・ドリームベッドの商品です。すべての床板に抗菌加工は施してはないので、ご了承下さい)**
② ベッドマットレスの上に敷布団はしいてもよいですか?
答え:基本的にはマットレスのみで、敷パッド・ベッドシーツと一緒にマットレスを使用する事をお勧めします。
**(ベッドマットレスが固くて体に合わず柔らかい感触の方が体のそる感じがなく気持ちよく睡眠できる。
このような方が柔らかい感触の薄めの布団を使用するのは気持ちの良い睡眠のためよいと個人的には感じます。)**
マットレスは寝心地を考えてスプリング・詰め物がしっかりと入っている物が多く、マットレスだけでも十分に睡眠ができます。
例えば、ホテルではマットレスシーツやカバーが上に敷いてある形が一般的だと思います。
敷布団を一緒に使用する場合、敷布団が表面で体を受けることになりせっかくのマットレスの寝心地を感じられなくなります。
ただ、マットレスにそのまま直接寝てしまうとマットレスが汗やシミで汚れてしまいます。
そのため、敷パッドとボックスシーツをマットレスの上からかぶせて使用して頂くのが理想的です。
ベッドパッドは基本的には汗を吸収するための物で、ボックスシーツは汚れからマットレスを保護するための物です。
マットレスが洗濯できない分、敷パッド・シーツの2点を洗濯して使用してベッドを衛生的に使う形となります。
これからの時期は夏も近くなり、汗をかく量が増える季節にもなってきます。
万代家具桑名店では表面が通気性・水分の吸収性が高いメッシュ生地で、
裏面がジャケットなどに使われる保温性の高い光電子生地のオールシーズンタイプの敷パッドもご用意しております。
本格的な夏に気持ちよく睡眠するために事前にご検討してみてはいかがですか。
③ ベッドマットレスは何年くらい使用できますか?
答え:一般的には10年くらいが気持ちよくマットレスを使用できる期間だと言われています。
**(使用される方の睡眠頻度で変わってきます)**
高価なマットレスであっても荷重を支えて使うため、長年使用していく過程で詰め物かスプリングにへたりが発生してしまいます。
ただ、このへたりに関しては遅らせるよう対策はできます。
よく言われている方法としては、マットレスのローテーションがあげられます。
気が付いた時にマットレスの上下の向きを反対にする、
もしくは、表と裏を逆にして再びマットレスを使用する。
このような対策を1年に数回程度行って頂くだけでも、長い期間で見ると荷重が分散するので比較的長く気持ちよく使用できます!
マットレスによっては下の写真のように、表面にのみ寝心地が良くなるようにクッションがついた形の物もあります。
このようなタイプのマットレスは上下を反対にして定期的に使用するだけでも耐久期間が変わってきます。
マットレスは重さもあり、サイズが大きくなるにつれてさらに重さも増します。
時々気がついた時にマットレスの向きを変えよう、
この事を覚えてもらうだけでマットレスを長く使用できる可能性が高くなります。
以上の習慣を行っていてもいずれへたりは出てくるかと思います。
マットレスの一部分だけ沈むなど少しでも違和感を感じたら、買い替えなどのタイミングかもしれません。
以上、簡単ではありますがベッドに関する疑問に関してご紹介致しました!
桑名店ではお客様のリクエストにお応えできるよう、様々なメーカーのベッド・寝装品を取り扱いしております。
万代家具桑名店でお好みのベッドを探してみて下さい。
是非、皆様のご来店をお待ちしております!!
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